ドイツで1ヶ月弱②

前回は交通機関メインだったので、今回は感じたことメインに書いていこうと思う。意図して交通機関になったわけではなくて、自然と思いついたことを書いていればそうなったのだけれども。

前回も行っていて今回も行った場所というのは、ケルンとゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)ぐらいだから、その地での比較にする。

ケルンと言えばケルン大聖堂ゲルゼンキルヘンと言えば有名なサッカーチームがある(気になる人は調べてみてくださいな)。

ケルン大聖堂、本当に駅チカなんですよね。ということで、観光客だけではなくて単純に人が多い。そして、ポリツァイ(Polizei)も多い。今回の滞在で土日に何回か行ったけど、やっぱりパトカーが多い。駅前の広場みたいな所にめっちゃ止まってる。何かあったんですか?!レベルで止まってる。これは、前回とは異なる点。この2,3年で大きく世界情勢が変わってきていて、日本に居ても安心は出来ないしドイツもしかり。どこで何が起こるかわからない。ヨーロッパは特に。というわけで、とりあえず観光地で見る警察の数が格段に増えてる。

大聖堂から少し歩けば、心斎橋筋みたいな通りがある。本当に似ている。ドイツのガイドブックには必ず載っている『チョコレート博物館』があるのもケルン。電車で行くのもいいが、天気が良ければライン川沿いに散歩するのも一つだろう。とても気持ちいい風に当たることが出来る。湿気のない夏は最高。全然ムシムシしていないから、汗をかくとしてもサッパリしている(と思う)。ただし、日差しは日本と同じぐらい もしくはそれよりもきついのでサングラスがあるなら必ずかけた方がラク。サングラスの大切さは日本よりも感じる。ケルン中央駅(Hbf)のスタバの近くにあるデリのお店のサラダ、スーパーに比べたら高めだけど、その価値がある!って感じられるぐらい美味しい。

ゲルゼンキルヘンは、デュッセルドルフ中央駅からRE(という電車の種類)で1時間弱で行ける田舎町。ゲルゼンキルヘン中央駅から、トラムに乗って15分程でチームのスタジアムや練習場がある場所に着く。田舎町だから、デュッセルドルフで暑いor涼しいと思ってそれに合う格好で行くと、ゲルゼンキルヘンでは寒いと感じるハメになる。どのくらいの気温差かと言うと、駅を出た瞬間に寒さにギブアップしてH&Mに駆け込んでストールを買うぐらいの気温差がある。程度には田舎町。なぜこんなにも田舎と言うのかについては、所属する選手の発言を確認して欲しい。ただ、選手達公認の田舎であるだけあって、人が親切。英語しゃべれないっていう人もいるけど、ドイツ語で少しでも頑張れば、相手の対応も変わる。拙くても頑張って分かろうとしてくれる。以前来た時は、トラムのコントロールのおじさんが「これは○○で、こっちは△△で…」って感じで教えてくれた。日本人のウェルカムされてる感すごい。でも、全部ドイツ語。今回はそういう人に会わなかったけど、親切な人が多かったことには変わりなかった。

 

人種差別ということでいえば、一件だけ経験した。デュッセルドルフの電化製品店で、英語を理解していたにも関わらず(私の英語は、同じ内容で他の人には通じていたので問題なかったはず)、対応さえもしない人が居た。最初は英語がわからないのかな?と思ったが、色んな理由があってその人が差別的だったことが分かった。その瞬間はイラっとした。だが冷静になって考えてみると、人種で態度変えるような人なんかこっちから願い下げ。

でも、こんなのは所謂レアケースであって、英語さえちゃんと喋れたらキチンと対応してくれる。ドイツ語しか通じない人もいるけど、別にその人が差別しているわけでも自分が悪い訳でもなくて。ただまぁ、自分の要求を主張するためにも、英語は喋れた方が絶対いいだろうな、とは思う。意思疎通が出来ないって、スーパーのやり取りだけでも辛いと思う。ましてや、レストランなんてメニューさら分からないんじゃ注文も出来ない。だから、ツアーで全部決まってるんです!ってことでも無い限り英語は少しでも良いから喋れる状態の方が良いだろうなぁ。私はちなみに団体行動が苦手なのでツアーで旅行なんてもってのほかです。

おわり。